
職業の分類で使われがちなブルーカラーとホワイトカラー。
具体的にどういった職種があるか紹介していきます。あなたの職種はどっちでしょうか?
職業の分類ははハローワークを参考にしています。
参考:厚生労働省編職業分類(平成23年改定)
目次
ブルーカラーの職種一覧
ブルーカラーは、イメージとしては青い作業着を着ている人ですね。わたしも農業していたときは、長袖長ズボンの紺の作業着を着ていました。Wikiによると以下のとおりです。
色ではなく、襟(えり)のことだったんですね。(初めて知った・・・。)
ブルーカラー(英:blue-collar・青い襟)とは、現業系・技能系の現場において青襟である作業服を着用して肉体労働している人。「blue-color」(青い色)ではなく「blue-collar」(青い襟)。
農林漁業の職業
農業、林業、漁業などの第一次産業タイプは、確実にブルーカラーです。ブルーカラーとホワイトカラーって定義がハッキリしていないので、分類が難しいのですが、ここがブルーじゃなければどこがブルーなんだっていうレベルのブルーです。
生産工程の職業
工場の中で、金属を加工したり、機械を組み立てたり作ったり、といった仕事もブルーカラーに分類されるでしょう。スーツ着て作業する人はいませんよね。
輸送・機械運転の職業
ちょっとグレーゾーンですが、わたしの感覚ではブルーカラーに分類されます。
電車の運転手、バスの運転手、船、飛行機、フォークリフト、クレーンなど、各種乗り物を操る職種です。
車掌さんとかビジッといい格好しているイメージですが、主に外で仕事しているので、個人的にはブルーカラーの分類かと思います。
ビルメンテナンスもここの分類に入るみたいですね。
建設・採掘の職業
大工さん、電気工事、土木作業、解体屋などですね。
大工の兄ちゃんたちとは、コンビニでよく合ったりして仲良くなっていたのですが、金髪でピアスして日焼けして、「これぞブルーカラー!」というような雰囲気でした。
わたしも髭もじゃもじゃだったので、人のこと言えませんが笑
運搬・清掃・包装等の職業
郵便配達、倉庫作業、清掃員、ごみ収集など。
こうやって見ると、派遣をよく雇っているような職種が並びましたね。「誰でも簡単!倉庫での軽作業!」みたいなやつ。
スーツ着て仕事することはないので、ブルーカラーの分類にあたります。
ホワイトカラーの職種一覧
続いてホワイトカラーですが、スーツ着て仕事するほとんどのサラリーマンはホワイトカラーに分類されます。
ホワイトカラー(White-collar、白い襟のこと。色彩を意味するcolorではない)とは、一般には頭脳労働をする人、もしくは背広・ネクタイ姿で仕事をする人(総合職)のことを言う。
管理的職業
国家公務員、会社の役員など。
大きな権限をもった偉い人というような感じでしょうか。誰しもがブルーカラーのイメージはないはず。
専門的・技術的職業
めっちゃ多いので箇条書きにします。
- 研究職
- 指導者
- 製品の設計者
- 建築の設計者
- システムエンジニア(SE)
- 医師
- 薬剤師
- 看護師
- 保育士
- 介護士
- 裁判官
- 検察官
- 弁護士
- 公認会計士
- 税理士
- 教員(幼稚園~大学)
- 記者
- デザイナー
- カウンセラー
- 音楽家
ちょっと多すぎて全部ではないですが、こういった専門的な職種が並びます。
個人的には介護士はどっちなんだろうという思いもありますが、室内だからホワイトカラーでも合っているんですかね。仕事のキツさで判断するとシステムエンジニアとかもブルーになってしまいそうですし・・・。
事務的職業
事務の仕事は代表的なホワイトカラーですね。とても分かりやすいです。
ライトブルーカラーの職種一覧
勝手に作りました。見る人によって色が変わりそうな職業です。
商品販売の職業
コンビニ店員、飲食店店員、不動産仲介、営業など。
コンビニや飲食店はスーツ来ているイメージがあまりないですし、不動産や営業は外での仕事がメインな気がします。
ロー●ンは青色の服着て仕事してますもんね・・・。
基本はホワイトだと思うのですが、ブルーにしても「まあいっか」と思えてしまう不思議なパワーがあります。
サービスの職業
サービス業も分類が難しいところですね。
家政婦、歯科衛生士、美容師、調理人、ホテルフロント係、ビル管理人など。
歯科衛生士やホテルフロント係はホワイトカラーなイメージがありますね。色が白いからかもしれませんが・・・。
ビル管理人は、ジャージでウロウロしてたりしますよね笑
見分け方の基準
色々な分け方があります。もっともイメージしやすいのが、服(襟)の色です。
- ブルーカラー:襟が青(作業着)
- ホワイトカラー:襟が白(スーツ)
続いて、働く場所。
- ブルーカラー:屋外
- ホワイトカラー:室内
教育水準。アメリカでは以下のように捉えられているそうです。
- ブルーカラー:低い(肉体労働)
- ホワイトカラー:高い(頭脳労働)
このような基準でしょうか。両方を経験した身として実感しているのは、ブルーカラーは体が疲れて、ホワイトカラーは精神が疲れるということですかね。
どちらもいい面がありますので、職種選びに迷っている方はこちらの記事を参考にしてください。
→ 体験したわたしが感じるブルーカラーとホワイトカラーのそれぞれの良さ
まとめ
ホワイトカラーとブルーカラーの職種を分類してみました。最近ではブルーカラーとホワイトカラーという分け方を気にする人は少なくなってきましたが、まだまだ気にする人は多いようで。
特に結婚とか意識すると、ブルーカラーの立場で女性の意見を見るのは結構辛かったしました・・。