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50品目の野菜を作った私が肌で感じた儲かる野菜と儲からない野菜

      2016/01/30    28 shares

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photo credit: Making Money via photopin (license)

農業って趣味の延長に思われがちですが、ビジネスである以上はやっぱ儲けがほしいですよね。

国は農業に関するいろんなデータ(農林水産省/農業経営統計調査)を出してくれてはいるんですが、
数字を見せられてもいまいちピンとこないと思います。

そこで、いろんな野菜を作ってきたわたしが肌で感じた「儲かる野菜」と「儲からない野菜」を紹介していきます。

「肌で感じた」といっているのは特にデータとってたわけではないので。あくまでわたしの体感値として思ってください!

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前提

そんな改まって定義をつける話でもないんですが、本気で参考にしたいと考えている方のために一応前提を。

  • 露地栽培。
  • 面積は2反。
  • 畑は一人で管理。
  • 機械は手押し耕うん機のみ。
  • 育ちを見つつ必要なら農薬(最低限)。
  • 有機肥料。
  • 売り先はスーパー(市場には一切出しません。)の一角。

といった感じでしょうか。では、儲かる野菜からいってみましょう!

儲かる野菜

キュウリ


(c) .foto project

キュウリはよく売れましたね。

キュウリは成長スピードが早くて、毎日大量に収穫できます。大量に収穫してもさばけるだけの需要があるので、もう最高の野菜です。

採っても採っても脇芽から新しいのが出てくるので、金のなる木を見ているようでした。(大げさ)

洗うのも楽、パック詰も楽、そのくせ単価が高い。形が均一なので売り場がかさばらない。

栄養価の低くさでギネスに載っているのに、高いお金を出して買ってくれるのが不思議な野菜です。

ナス


(c) .foto project

ナスもキュウリには少し劣りますが、売れる野菜です。

もうすでにお気づきの方もいるかもしれませんが、上位は、夏場に取れる果菜類が並びます。
ナスとかキュウリとか、この後出てくるトマトやピーマンなどの果菜類は、次から次へと収穫できます。

大根とかは一回抜いたら終わりですが、ナスとかは切っても次、また切っても次と、
少ないスペースでたくさん収穫できるわけです。

面積あたりの収量が多くなるので、需要があるかぎり儲かるというわけですね。

トマト


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ある人は言ってました。「トマトとキュウリが作れれば、農業は安定するよ。」と。

まあその通りだと思います。それだけ需要がありますからね。施設でガッツリやるのもいいんじゃないでしょうか。

ただ、そのトマトをナスの下にしたのは、作るのが難しいから!

なんかうまくできなかったですね。肥料のバランスとか、追肥のタイミングとか、カラス対策とか、虫対策とか。

一応2年経験してますが、できたものに少しも満足してません。

トマトの魅力はなんといってもその単価だと思うんですよね。1個100円て高くないですかね。。。
あんなたくさんできるのに1個が100円て。

ということでトマトがうまく作れる人は間違いなく儲かります。
個人的にはお金に余裕ができたら施設栽培したい野菜。

ピーマン


(c) .foto project

さぁ果菜類四天王が出揃いましたね。(勝手に言ってみた笑)

キュウリ、ナス、トマト、ピーマン。

ピーマンが低い理由は、細かくて収穫が少し大変なのと、単価が他のものに劣るという点。

まぁ路地でやるならこの4つの果菜類を失敗することなく作れたら問題はないでしょう。

ほうれん草

果菜類のあとは何にしようかなと迷いましたが、葉物の定番ほうれん草にします。

まぁ、なんですかね。鉄板の葉物は売れます!

葉っぱなんで軽いし、大きくもないので売り場の面積も取りません。(その分たくさん置けるということ。)

単価の変動は激しい印象で100から300円くらいまで年中激しく動きます・・・。その辺は農業のギャンブル要素として楽しめばいいんじゃないでしょうかね。

根っこが土に付いているので少し洗うのが大変なくらいです。

小松菜

ほうれん草と肩を並べるのが小松菜。葉物の2大巨塔ですね。

感想はほうれん草と同じです。単価の変動は同じく激しいし、根っこ部分の洗いは必須で、需要は高い。

年中売れますが、特に年末年始のお正月の時期はフィーバーです。葉物がなくなるので、300円でもお客さんは買っていきます。

ブロッコリー


(c) .foto project

ブロッコリーも価格変動が激しくギャンブル要素がある野菜ですが、カチッとハマればめちゃくちゃ儲かります。
育てるのは少し大変かもしれませんが、収穫と出荷は楽な方で、虫や病気に気をつけてちゃんと作ることが大切ですね。

栄養価が高く、需要は高い方なので、余ってる面積をどかっとブロッコリーにするのもいいかもしれません。
カリフラワーも同等かそれ以上の高値で売れますが、需要という意味で圧倒的にブロッコリーです。

レタス


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続いては葉物のちょい進化系。

レタスってなんでか知らないけど、虫がつきにくいです。

基本的には植えたらそのまま放置でできちゃいます。だから管理が楽なんですよね。

売るときは一応虫の有無に注意しつつそのまま置けちゃうし、それなりに需要があります。とれたてのレタスってマジでうまいっすよ。

あと、キャベツとかと違って軽いからいいですよね。

全体的な管理が楽ってことでレタスがランクイン!

人参


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またしてもある人は言いました。「カレーの野菜作っとけば間違いないよ。」と。

そう、人参、玉ねぎ、じゃがいも、ですね。

その中の1つ。人参がランクイン!

まず先に言っておくとわたしは根菜が嫌いです。食べ物としての嫌いじゃなく、作る側としての嫌いです。

だって洗うのが大変なんだもん。

根菜は育成の管理がめちゃ楽でその分の負担が洗いに回される感じ。果菜類はその逆といったイメージ。

わたしは野菜の管理が好きですが、洗いは嫌いです。
ということで、根菜類の出荷作業は苦痛でしかないわけですが、人参をランクインさせたのは、まぁ売れるからですね。

人参て根菜の中ではそんなに大きくなくて売り場の面積もコンパクトに使えるからいいなと思います。

畑の人参てめちゃくちゃうまいんですよね。わたしの舌でもわかるくらいだからよほどの違いがあります。
そういうの分かってくれるお客さんも多くて、人参は売ってあげたくなりますね。

カブ


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カブは育てるのも収穫もパック詰めも根菜とは思えないほど楽です。

洗いだけがやっぱりちょっと大変ですが、他の根菜に比べたら屁でもありません。

アブラムシとかの虫がつくと出荷作業の効率がガクッと下がるので、楽(らく)したければしっかりと農薬で予防するなどして、綺麗なカブを作ることです。

需要はそれなりにあるので売れます。

儲からない野菜

では続いて儲からない野菜。
個人的な主観が入りまくりなのでご注意を・・・笑

大根


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個人的にはもう大根は作りたくありません笑

重すぎ・・・。

洗うの大変すぎ・・・。

作るの難しすぎ・・・。

その割に安すぎ・・・。

という作っててすごくしんどかったです。

洗う機械とかあれば別なんですかね。

とにかくすごく疲れました。

白菜

病気と虫に侵食されやすい(わたしだけ?)ので、農薬を撒くタイミングだとか、こまめなチェックが必要になります。

それなりに大きいので畑の面積は取られるし、そして、なにより1個1個が重い・・・。
わたしは基本的に重たい野菜が好きではありません笑
(大根もそうですが・・・。)

自分で食べる分くらいの管理ならやりたいですが、売る用としては大量に作るのは手間が掛かり過ぎると思うし、
いっぱい農薬使わないとそれなりのものができないなという印象だったので、

好んで作ろうとは思いません。

ネギ


(c) .foto project

基本的にネギは儲かる野菜なんですけど、それは十分すぎるほど畑の面積を持っている人の話です。

わたしみたいに小さな面積でやっている人は、野菜の回転率が命になります。

ネギみたいな1年の大半を独占してしまうような野菜は、はっきりいって邪魔です。

野菜の作付けは、自分の置かれている環境なんかも考慮して決めることが大切ですね。

珍しい野菜

珍しい野菜は基本的には自己満足です。

差別化するって意味でちょこっと作る分にはいいかもしれませんが、ガッツリ作るのはやめた方がいいでしょう。

売れません。

作るのであれば、そういうのを大量に欲しがっている人と契約を結んでからのほうがいいですね。

作りすぎると売れ残って悲惨ですよ。やっぱりスーパーでよく見る野菜が基本です。

まとめ

いかがだったでしょうか。
わたしのリアルな体験を元に「儲かる野菜」と「儲からない野菜」を選んでみました。

小さな面積の路地野菜をベースとしているので、家庭菜園なんかをやられている方には共感してもらえるんじゃないかなと勝手に思ったり笑

国が出しているデータは参考程度にするのがいいと思います。
どうせやってみないと分からないですから。

わたしが嫌いな大根だって大きな面積で機械入れてそれなりに効率化すれば儲かります。
というか実際にそれだけで生活している人もいるわけですからね。

大事なのは、自分の状況にあった儲かる野菜を探すことです。
わたしの場合は、面積が小さかったので、収量が多くて回転率が高い野菜にこだわってやってました。

いろいろ言ってきましたが、農業のやり方って十人十色です。
ですので、わたしの意見も参考にしつついろんな人の意見に耳を傾けるのがいいかなと思います。