ミノキシジルには大きく分けて2つの服用方法があります。
1つは、頭皮に直接塗るタイプの外服薬。
もう1つは、口から飲み込んで体内に取り込む内服薬。
両者とも髪の毛を生やす作用があることには代わりはないのですが、実際に2つを使ってみてその効果には違いがあることが分かりました。
(副作用の違いと言った方が正確かもしれません。)
外服薬と内服薬の両者の違いについて紹介します。
2種類のミノキシジル服用方法
まず、ミノキシジルの内服薬と外服薬の2つの違いと代表的な薬について紹介します。
外服薬
ミノキシジルの外服薬は、日本で流通している大正製薬の「リアップ」です。
ミノキシジル入りの薄毛治療薬として日本で唯一承認されている医薬品になります。
第一類医薬品ですので、手軽に購入できるのが特徴ですね。
(参考)→ リアップの購入方法は2パターン!薬剤師に処方してもらうかネット通販
一日二回、頭皮の気になる部分に液体を塗ることで薄毛を改善できるといったものです。
内服薬

ミノキシジルのタブレットは国内では購入することはできません。
一般的には、海外から個人輸入で購入する感じですね。
(参考)→ ミノキシジルタブレット5mg
もしくは、薄毛治療医院で「オリジナル治療薬」という名前で「ミノキシジル」+「プロペシア」の複合薬として処方してもらえたりします。
わたしも薄毛治療医院で「オリジナル治療薬」を処方してもらって服用していました。
(参考)→ AGAスキンクリニックの薄毛治療薬
一日一回、水などで口から飲み込みます。
3つの効果の違い
それでは、実際に体験してみて感じた効果の違いです。
個人差はあると思いますのでそのへんはご了承ください。
全身 or 部分
photo credit: Rich B., 36 via photopin (license)
※写真はイメージです。
個人的に最も大きな違いが、「毛の増え方」。
ご存知の通り、ミノキシジルは毛を生やす作用があります。
実はこの毛を生やす作用は、なにも髪の毛に限った話ではありません!
どこの毛も増やせます。増やせますというか「増えます」。
体内に取り入れる内服薬タイプは、体の全身のあらゆる毛が濃くなります。
ミノキシジルタブレットの代表的な副作用ですね。
一方、頭皮に直接塗る外服薬タイプは、塗った部分だけに作用するため、全身が濃くなることはなく、塗った付近だけが濃くなります。
ただ、生え際が気になる方が多いと思いますが、生え際だけでなくおでこや眉毛あたりまでも濃くないっていきますよ。
ということで、
- 外服薬タイプは、部分的に濃くなる。
- 内服薬タイプは、全身が濃くなる。
といった違いがあります。
ベタベタ
頭皮に塗る外服薬タイプは、塗った直後の髪の毛がベタベタです・・・。
ちょっと時間が経過すると、今度はパキパキです。
個人的には結構嫌だなぁって思ってます。
気持ち悪いです。
内服薬の場合は、髪の毛に直接塗るわけではないので、ベタベタするといったことはありません。
毎日決まった時間に飲むだけです。
怖い・・・
効果とはちょっとズレるかもしれませんが、わたしが紹介した外服薬「リアップ」と内服薬「ミノキシジルタブレット」の大きな違いって、
国内承認の薬であるかどうか、だと思ってます。
外服薬の「リアップ」は国内で承認され薄毛治療薬として流通している第一医薬品です。
一方で、個人輸入で手に入る内服薬の「ミノキシジルタブレット」などは、国内で未承認の薬です。
日本国内の認識では、この「リアップ」のみが薄毛治療用の薬であり、それ以外は高血圧用の薬であるということです。(ミノキシジルはもともと高血圧用の薬)
わたしなんかは「怖い」と思ってしまいますね。
国内で承認されていない薬を服用してもいいものかどうか・・・。
個人輸入よりも薄毛治療医院
個人的には、個人輸入はあまりおすすめしません。
(参考)→ わたしがプロペシアやミノキシジルの海外からの個人輸入をおすすめしない5つの理由
だって怖いじゃないですか・・・。何があっても自己責任って。
その点、薄毛治療医院であれば、医師という味方ができます。
不安なことがあれば、相談に乗ってくれる、質問に答えてくれる。
わたしも体験してみて、この安心感は大きかったです。
AGAの疑いがある方は、オリジナル治療薬で様子を見てもいいかもしれません。
(参考)→ AGAスキンクリニックの薄毛治療薬
まとめ
- 外服薬と内服薬の一番大きな効果の違いは、部分的に濃くなるか全身が濃くなるか。
- 内服薬は国内非承認
- 個人輸入よりは薄毛治療院がおすすめ