ぱんぶろ

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小さな成功を繰り返し積み重ねる。堀江貴文さんの「ゼロ」

      2016/03/31  

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photo credit: weesen via photopin cc

ホリエモンってこんな人だったのか。

今までは「理解しない方が悪い」というスタンスだったホリエモンが、
初めて「自分を理解してもらう」「自分を知ってもらおう」と決意して書いた本。

この心境こそが、ホリエモンが刑務所に入り、全てを失った後に気付いたことです。

そこには、弱音を吐いている姿や、人目も気にせず泣いた過去、父親、母親との関係など、
今まで見たことの無い、ホリエモンの姿があります。

本当の堀江貴文という人物を知るには、この本しかありません。

「この本を読んでもらえば、私が皆さんと同じような特に飛びぬけた人でないことが分かってもらえるだろう。」みたいなことを書いてますが、
私からしたら十分飛びぬけてます!

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とにかく家から抜け出したかった子供時代

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photo credit: Chad Horwedel via photopin cc

ホリエモンは、幼少期の頃についてほとんど話したことがないと思いますが、
この本にはガッツリ書かれてます。

ホリエモンの父親は、巨人が負けると人が変わったように怒鳴り、
母親は、おかしなくらい”サボり”に厳しく、

巨人が負ける度に理不尽に怒られ、
強制的に行かされていた柔道をサボった日には、
母親から包丁を突き付けられたそうです。

学校では飛びぬけた成績で、周りはおろか、先生までもバカにしているような子供でした。

学校は退屈で退屈で仕方ないし、家に帰っても居心地が悪い。
ホリエモンは幼くして、ここから離れたいと思うわけです。

で、抜け出す理由として考え出したのが、”東大”だったのです。
ホリエモンは、勉強とは親を説得するためのツールだと言っています。

家から抜け出したい。
でも私立だとお金がかかって親から反対されるし、
国立だと、地元の九大をはるかに上回り、
かつ誰もが知っている知名度の高い大学でないといけない。

それが、日本最高の大学”東大”だったのです。

もうこの辺でちょっと発想が違いますよ・・・。
自分の目的のための考えるプロセスや、それを実現する行動力がこのころからあったわけです。

F判定から1年もたたずに東大に合格しちゃうんですから。

徹底的にハマる

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photo credit: betta design via photopin cc

”ハマる”。
つまり1つのことに没頭することですね。

この”ハマる”スキルこそがホリエモンの真骨頂ではないかと思います。
ハマり方が尋常じゃないんです。

東大のF判定から合格に至ったスキルしかり、
ライブドアの前身オン・ザ・エッヂを立ち上げてからの数年しかり、
ホリエモン成功の裏には、徹底的にハマるという過去があります。

東大の受験勉強の頃は、10時間の睡眠時間だけは確保して起きている時間は全て勉強です。
オン・ザ・エッヂ起業後は、会社で寝泊まりして睡眠時間以外は経営もシステム運用もほぼ一人で対応してました。

私なんかからすると、そんな大変なことをよく何年も続けられるなと思うんですが、
ホリエモンの感覚は違うんです。

まず大変という気持ちはないんですね。
夢中になっているという表現が正しいかもしれません。
とにかく”ハマる”んです。

人が自分の趣味に時間を忘れて打ち込めるように、
ホリエモンは自分の目的を達成するための必要な作業にどっぷりとハマれる能力があります。

ハマっている期間というのは、ほぼそのことしか頭にないそうですね。
お風呂でも寝る前でも食事中でも。

だから、ホリエモンは努力をしたと感じたことがないそうです。
ただ夢中になってやっているだけだから。

そこがホリエモンがずば抜けて突出した能力だと思います。

私のような凡人はここまでハマれません・・・。
もっとハマれたら、結果も早いんでしょうけど。

ゼロにイチを足す

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photo credit: Alan Cleaver via photopin cc

東大合格や、株式上場は大きな成功ですが、
ホリエモンはその下に小さな成功ないくつも積み重ねています。

人は、何かを始める時というのはゼロの状態です。
そこから行動を起こし成功体験を得ることでイチの状態になれるわけです。

女性と緊張してしゃべれなかったけど、勇気を出して声をかけていく内に緊張しないでしゃべれるようになった。
ゼロ⇒イチ

ホームページの作り方なんて分からなかったけど、パソコン一台あれば作れるようになった。
ゼロ⇒イチ

営業で初めて契約を取ることができた。
ゼロ⇒イチ

イチの基準は人それぞれなんでもいいんです。
大事なのはゼロからイチにしていくこと。
そのイチを積み重ねていくことです。

イチにするまでの努力は、基本的には自分で頑張らないといけません。
スキルとはそういうものです。
アドバイスはできても、実践は自分でしかできません。

この本を読んでいると、ホリエモンはイチを積み上げてった人なんだということがよく分かります。
1つのことに徹底的にハマるという能力を活かして、どんどんできることを増やしていっています。

そして、刑務所から出てきたばかりのホリエモンは今の自分のことをゼロの状態だと言います。
まあ、メルマガもやってるし、人脈もファンも持っているホリエモンがゼロなわけないだろって声が飛びそうですが、
これから再出発という意味ではゼロじゃないでしょうかね。

特に10年間育て上げたライブドアとは完全におさらばすることになったわけですし。
特捜が入ってからの失われた約10年を取り戻すために、これまで以上にイチを積み上げていくことでしょう。

なにもない自分にイチを足す行為というのは、
大変な努力がいります。

ホリエモンのアドバイスとしては、
「なんでもいいからやりきっちゃえ。失敗してもゼロに戻るだけ。」