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伊坂幸太郎原作の映画「重力ピエロ」の感想。家族とは何かを考えさせられる。

     

伊坂幸太郎原作の映画「重力ピエロ」の感想。
テーマは重すぎるけど、見終わったあとはスーッと体が浄化されたような気持ちになる、不思議な話。

それでは、重力ピエロの感想を!

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テーマは重い

伊坂作品の中では一番重い話だと思います。
やりきれない辛さ。

そんな重さを包み隠すのが、兄弟愛であったり家族愛であったりします。

どう重いのかは、完全にネタバレになるので言えませんが、

ミステリーの謎を解きつつ、もう一方の本当の謎が解明されていく仕組みになっていて、
たぶん1時間くらい経ったあたりから、なんとなく「そーいうことか」っていのが分かります。

分かったら分かったで、胸糞悪く胸を締め付けられるような切ない気持ちになることは間違いありませんが。

凸凹兄弟

主人公の春と兄の泉水は、兄弟だけど全く似てません。
容姿から才能からすべて。

  • 春の役は、岡田将生。
  • 泉水の役は、加瀬亮。

配役としては最高でした。
やっぱり加瀬亮は演技上手い。

春はほとんどの面で兄に優っているんだけど、お兄ちゃんのことが大好きというのがいいなぁって思ったり。
損得ではない、兄弟の絆というか。

「兄貴が側にいないと不安なんだ。」なんてデレ発言もしちゃったり。

父親の存在感

父親の役は小日向文世さん。

そんなに頻繁に登場するわけではないですが、大事なところで大事な発言をしてくれます。
小日向の優しそうな笑顔のイメージをそのままキャラクターにしたような人で、
重力ピエロの重々しさを一身に受け止めて軽くしてくれる、そんな存在です。

普段はニコニコしてるんだけど、
大事なことは決断するし、重量な場面で発するセリフには力がありました。
「あー、お父さんだな。」といった感じで(抽象的だけど)、見てました。

名言多い

重力ピエロの文庫は何度か読んでるんですけど、内容はあまり覚えてません。
作中にもあったのかどうかは定かではありませんが、

名言多いですね。
名言というか引用というか。

最初は寒かったんですが、繰り返されるとだんだん慣れてきます。

最後の父親のセリフは泣いたし、
最後の春のセリフは、前向きなさわやかな気分にさせてくれました。

見終わった後は春風を感じるような

まぁこれを言ってみたかった。
主人公が春だから、感想の最後は春風で締めようと。(自己満足です。)

重力ピエロは重々しいい話です。
どうしようもなく髪の毛をグシャグシャに掻き毟りたくなるような、切なさ。

謎を解き、クライマックスに向かっていくところはドキドキしていましたが、
そこから穏やかな時間が10分くらいあります。

ジョギングの後のクールダウンのように、ドキドキしていた胸も落ち着き、
映像や演出の爽やかさも相まって、

最後のシーンでは春の風を感じられるような、なんとなく心地よい気持ちで終わることができるはずです。

まとめ

伊坂幸太郎原作の「重力ピエロ」の感想でした。
加瀬さんも岡田さんも重要でしたが、個人的には小日向さんがいてくれて救われました。あの笑顔は最強ですね。

追記
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