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中途退職の確定申告ってどうやるの?【2016年退職者向け】

      2016/04/16  

kakuteishinkokuphoto credit: fooishbar via photopin cc

会社に勤めている間は意識しなくても会社が代わりにやってくれていた確定申告ですが、会社をやめたら全部自分でやる必要があります。
これが結構大変で、会社を辞めて一番戸惑うところではないでしょうか?

今回は、まだ一度も自分で確定申告をしたことのない人のために、「確定申告とはなんぞや?」といったところから、「実際に確定申告をする方法」まで分かりやすく紹介していきます。

じっくり読んで確定申告の疑問を解消していきしょう!

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中途退職した場合って確定申告は必要?

まずは、そもそもの確定申告をする必要があるかないかですが、する必要があります!

会社を辞めて何もしてない人や、会社を辞めてから別の収入がある人など様々な人がいると思いますが、基本的には会社に勤めてない以上は自分で(個人で)やらないといけません!

確定申告とは?

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photo credit: andy.brandon50 via photopin cc

確定申告とは、収入と経費から支払う税金を確定させるものですね。ここでいう確定させる税とは所得税のことです。

対象の期間は1月から12月で、確定申告の書類提出と税の支払いは翌年の2月から3月となっています。

会社にいた時の確定申告はだれが行っていた?

日本に住んでいる以上、会社にいようが辞めようが税を納める必要があります。

会社にいた時は会社が代わりにやってくれていたので、わたしたちは確定申告について意識する必要がなかっただけです。(年末あたりにハンコ押して終わりだったはず。)

毎月の給与明細を見てもらうと分かりますが、毎月「所得税」が引かれているはずです。いわゆる天引きってやつですね。

もう一度言いますが、所得税は1月から12月の所得と経費から決まります。ですが、まだ1年の所得が確定していないにもかかわらず会社からは毎月決まった額の所得税が引かれているのです。

これには違和感を覚えるかもしれませんが、会社では我々の1月から12月までの1年の所得や経費をあらかじめ見越して、概算の額を毎月引くことになっているのです。(法律で決まっている。)

所得税は一括で支払おうとすると大きな額になりますからね。毎月少しずつ集めることで支払い漏れがないようにするための政府の考えでしょう。

毎月の所得税は少し多めに支払っている場合が多い

サラリーマンの所得税は、毎月概算で給料から天引きされていると説明しました。

あくまでも概算なので、実際の確定申告の額とぴったり一致するわけではありません。基本的には「多め」に支払っている場合が多いです。

もちろん多めに支払った分は会社がどこかで調整して戻すようにしているでしょうが、
ここで言いたいのは、会社を途中で辞めた場合は、多めに所得税を支払った状態になっているということです。

払い過ぎた所得税が「還付金」として戻ってくる!

多くの場合、会社では多めに所得税を支払っているわけですが、年度の途中で会社を辞めた状態で確定申告をしないでいると、です!

国税庁がこんなこと言っています。

年の途中で退職しますと所得税が納め過ぎになる場合があります。
このうち、中途退職した同じ年に再就職をした場合は、原則として新しい勤務先で前の勤務先の給与を含めて年末調整をすることになっていますから、所得税の納め過ぎは解消します。
しかし、中途退職したまま再就職しない場合は年末調整を受けられませんから、所得税は納め過ぎのままとなります。
この納め過ぎの所得税は、翌年になってから確定申告をすれば還付を受けられます。

https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1910.htm

要するに、「確定申告をすれば、納め過ぎの所得税を返してあげるよ」ということです。この返してもらえるお金のことを「還付金」といいます。

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中途退職した人のパターン

中途退職後の収入や転職で確定申告の方法が変わってきます。

  1. 中途退職後は、収入なく過ごしている。
  2. 中途退職後は、アルバイトやパートなどでお金を稼いでいる。
  3. 中途退職後は、別の会社に転職している。
  4. 中途退職後は、個人事業主としてお金を稼いでいる。

この4パターンじゃないかと思います。今回わたしが紹介する確定申告の方法は、主に1番の方です。(2番でも応用可能)

3番の方は、転職先の会社が前の会社の分もまとめて行ってくれるので、自分で行う必要はありません。とは言ってももしかしたら会社によってはやってくれないところもあるかもしれないので、入社した会社で確認するといいでしょう。

4番の方は、個人事業主としての所得の確定申告が必要なので、また少しややこしくなります。
わたしがアフィリエイト(個人事業主)とアルバイトで確定申告をした年の作成方法をまとめた記事があるので、4番に当てはまる方はそちらを参考にしてください。

アフィリエイト所得と給与所得がある人の白色確定申告の流れをおらさい。

ということで、今回の対象者は、1番と2番の方です。
ちなみに、2番の方はお金を稼いでいるので、還付金より支払う税金のほうが多くなる可能性があります。

確定申告する具体的な方法

お金が戻ってくるのであれば、確定申告をやらない手はないですよね。わたしの場合は数万円戻ってきました。

ただし、この確定申告がめんどくさいですよね。慣れれば簡単なんですが、初めての時は戸惑うことばかりで・・・。

ですから、実際にわたしが行った確定申告の手順をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!

必要な書類

確定申告するには、必要な書類をもって臨まなければいけません。
必要な書類ですが、中途退社の方の場合は基本的には以下だけでOKです。

  1. 源泉徴収票

源泉徴収票は会社から速やかにもらうようにしましょう。
失業保険を貰うのにも必要な書類になります。

また、会社をやめてからアルバイトなどをしている方は、アルバイト先からも源泉徴収票をもうらうようにしてください。(要するに1月から12月の間に働いたすべての会社の源泉徴収票が必要ということです。)

もし、その他(医療控除)などを受けたい場合は、それらも用意しましょう。

実際に確定申告書を作っていきましょう!

国税庁の公式サイトで作成すると無料でできるので、そちらを使ってやっていきましょう!
https://www.keisan.nta.go.jp/h27/ta_top.htm#bsctrl

上記にアクセスして、でかでかとある「作成開始」ボタンを押してください。

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「書類提出」の方をクリック。

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「パソコンの環境」とか「プリンターの有無」を聞かれます。チェックして「次へ」をクリック。

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「所得税コーナーへ」をクリック。

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右の緑のやつが一番簡単にできるので、緑の作成開始をクリック。

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「生年月日」、「印刷して提出」、その他当てはまる項目にチェックを入れて「次へ」をクリック。(多くの人はおそらく「給与のみ」に該当すると思われる。)

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中途の退社なので「年末調整していない」にチェックして、「次へ」をクリック。

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健康保険や年金を払っている場合は、社会保険控除に「はい」をつけてください。その他、該当するものにチェック。

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給与所得を入力します。「訂正・内容変更」をクリック。

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源泉徴収票を見ながら入力してください。源泉徴収票に書いてある項目に合致する項目を埋めていくだけでできるはずです。

源泉徴収票がない方は、すみやかに会社からもらうようにしてください!!!

金額の項目だけでなく、「支払者」の会社名と会社の住所もお忘れなく!

 

アルバイトなどをしていて、複数の源泉徴収票がある場合は、「追加」ボタンを押して追加していってください。

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会社を辞めてから「国民年金」や「国民健康保険」に加入して支払っている方は、社会保険控除の「訂正・内容変更」をクリック。

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国民健康保険と国民年金を選択して、支払った金額を入力。

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ここまで入力するとサイトが勝手に計算しくれて、確定年金の書類の9割が完成します!

赤枠で囲っているところが還付金となって戻ってくる額です。

kakuteishinnkoku-chuto9

最後にもうひと踏ん張り。

自分の住所や、確定申告の書類を提出する税務署を入力していきます。
ちなみに、自分の住所を入力すると、提出先の税務署が自動入力されるようになっています。

kakuteishinnkoku-chuto12

そして、還付金を振り込んでもらうようの口座を指定します。

kakuteishinnkoku-chuto13

そして最後に完成した確定申告の一式をダウンロードします。

提出用と控え用で6枚ほどあるはずです。

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最後に今回入力したデータを保存できるので、一応保存しておきましょう。
修正したくなった時に便利です。

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印鑑を押して税務署へ!

確定申告書が完成したら、印刷して印鑑を押して税務署へ提出します。

印刷した書類のチェックリストを確認してほしいのですが、

  • 申告書B第一票
  • 申告書B第二表
  • 源泉徴収票
  • 各種控除証明書

あたりが必要になるはずです。税務署に行く前に必要書類が揃っているか必ずチェックするようにしましょう。

印鑑は、シャチハタ以外であれば、普通の認め印でも構いません。(100円均一とかに売ってるゴムの印鑑とかはダメ!)

提出先の税務署は、印刷した時に出てくるチェックシートに記載されています。自分が住んでいる場所に一番近い税務署が指定されているはずなので、そこに提出してください。

ちなみに提出期間は、2016年2月16日(火)~3月15日(火)です。締め切り間際に焦らないようにできるだけ早く提出するようにしましょう!

おまけ:各種控除証明書のもらい方

控除を受ける場合は、控除証明書を添付しないといけません。
おまけとして控除証明書のもらい方をまとめておきます。

源泉徴収票

まず、源泉徴収票ですが、前に務めていた会社からもらいます。基本は退職時にもらえるはずですが、「もらっていないぞ」という方は会社に連絡してもらうようにしましょう。
ちなみに社会保険の控除証明も、源泉徴収票で補えています。

国民保険税納税証明書

控除証明書ではないですが、国民健康保険の税金としていくら払ったかを教えてくれる紙です。自治体(役所)に行けば発行してくれるはずです。

国民年金の控除証明書

10月30日に発送してくれるそうです。ただし、10月1日以降に、今年初めて国民年金保険料を納付した人は、翌年の2月1日に控除証明書が送られます。

届いてるかどうか分からない、または、ホントに届くか分からない、と不安な方は、以下の電話で確認してみてください。

■お問い合わせ(平成27年11月2日から平成28年3月15日まで)

ねんきん定期便・ねんきんネット等専用ダイヤル:0570-058-555
050から始まる電話でおかけになる場合は、03-6700-1144をご利用ください。
※おかけ間違いにご注意ください。

■実施期間

月曜日~金曜日 午前9:00~午後7:00
第2土曜日 午前9:00~午後5:00
※祝日(第2土曜日を除く)、12月29日~1月3日はご利用いただけません。

ちなみにわたしはよくわからなかったので、年金事務所に直接取りにいきました。

人に聞きながら作成したい方へ

自分ひとりで作成するのは不安だという方は、チャットで相談しながら確定申告書を作成できる「freee」がおすすめです。

質問を投げると、30秒ほどで回答してくれます。ストレスなく快適に疑問を解消できるはずです。
登録して右下に出る緑のポップをクリックすると、チャットできるようになります。

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無料でも登録できますので試してみてはいかがでしょうか。



まとめ

中途退職した場合の確定申告の方法でした。

国税庁のサイトから確定申告書を作る流れは、だいたい理解できたのではないでしょうか。

もしどうしても分からない場合は、freeeのチャットで聞きながら作ると確実かもしれないですね。