Eclipseにサブバージョン(SVN)を導入する方法とWordPressプラグインをEclipseで管理する方法

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photo credit: [Dulawit] Busy at the Park via photopin (license)

WordPressのプラグインを1つ公開しているんですが、管理するためにはサブバージョン(SVN)を理解しなくてはいけません。

調べてば調べるほど嫌われいているのが分かるし、おそらく今後は消えていく運命にあるということが分かり、全く勉強する気が起きないのですが、かと言って最低限の操作くらいはできないとプラグインも更新できないので、SVNのクライアントを探すことに。

調べども調べども、良さそうなのはなく(有料が多く)て、また今度にしようかなと諦めかけていたその時、Eclipseを拡張することで利用できることが分かりました。

Eclipseであれば当然無料ですし、簡単に操作できそうだなというイメージがわき早速導入!

コマンドを試行錯誤しながらポチポチ動かしていた時とは雲泥の差で理解できるうようになったので、みなさまにも共有できればと思ってます!

Eclipseにサブバージョンを導入する手順

手順を画像とともに紹介していきます。
面倒くさいのはバージョンを調べるところくらいですかね。

Eclipseのバージョンを知る

まずは自分が使っているEclipseのバージョンを知る必要があります。

ヘルプ→Eclipseについて→「Eclipse.org」のアイコンを選択
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フューチャー名が「Eclipseプラットフォーム」のバージョン名を確認します。
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わたしの場合は、「4.2.1」であることが分かりますね。
バージョンが分かれば、この「4.2.1」に対応する名称を確認しましょう。

バージョン 名称
3.2 Callisto
3.3 Europa
3.4 Ganymede
3.5 Galileo
3.6 Helios
3.7 Indigo
4.2 Juno
4.3 Kepler
4.4 Luna
4.5 Mars
4.6 Neon
4.7 Oxygen

これを確認すると、4.2の場合は「Juno」であることが分かります。

新規のソフトウェアをインストール

ヘルプ→新規ソフトウェアのインストールを選択
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作業対象に「http://download.eclipse.org/releases/[※Eclipseのバージョンの名称]」を入力。

※Eclipseのバージョンの名称は、
先程確認したバージョンの名称「juno」になります。
※小文字にします

「Luna」の場合は以下のような形になります。http://download.eclipse.org/releases/luna
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「コラボレーション」の

  • Subversive SVNチーム・プロバイダー
  • Subversive SVNチーム・プロバイダー・ローカライゼーション(オプション)

にチェック。

「次へ」と進み、規約に同意し、インストールして、Eclipseを再起動してください。

SVNのパースペクティブを開く

パースペクティブはWindowsとかのOSでいうところのウインドウみたいな感じですかね。
Eclipseの中でサブバージョン用の画面を開きます。

「ウインドウ」→「パースペクティブを開く」→「その他」
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「SVNリポジトリ・エクスプローラー」を選択します。

すると以下のような画面が表示されるはずです。(表示されない場合は右上に「SVNリポジトリエクスプローラー」があれば選択してください。)
svn_3

ここまででEclipseのサブバージョンの追加は完了です!

ついでにWordPressで公開したプラグインの管理方法も見ていきましょう。

プラグインのリポジトリロケーションを追加する

WordPressの公式にプラグインを追加できると専用のSVNリポジトリが与えられます。
プラグインを更新する際は、このSVNリポジトリを書き換えてバージョン管理しながら行っていくというやり方です。

プラグインの申請に通ったら以下のようなメールが届きます。
SVNリポジトリのURLと、ユーザ名とパスワードは「WordPress.orgで登録しているユーザ名とパスワードと同じ」ということを書いてくれています。(addとかdeleteとかする場合には認証画面が出て来ると思うので、ユーザ名とパスワードを入力してあげてください。)
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この情報を元にEclipseでロケーションを作っていきます。

リポジトリ・ロケーションの追加

EclipseのSVNリポジトリの空白箇所を右クリックして、リポジトリー・ロケーションの追加を選択します。
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メールに記載された、自分が公開したプラグイン用のSVNリポジトリを入力。
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すると、SVNリポジトリーにロケーションが追加されているのが分かります。
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展開してみると、

  • trunk
  • branches
  • tags
  • assets

がそれぞれ用意されています。

GUIで操作できる分、それぞれの役割さえ理解していれが直感的に操作できるはずです。

trunkやtagsの役割

サブバージョンの完璧な理解を100だとすると、たぶん3くらいしか理解してないわたしが説明するのも変な話ですが、一応プラグインの更新は難なく行えるようになったので全く分からないって方に対しては役に立てるかもしれません。

  • trunk・・・次に確定させる予定のファイル(フォルダ)を置くところ。不必要なファイルを置くとそれも一緒に確定されてしまうので注意。
  • branches・・・開発用になんでも試しに置ける場所?わたしは存在理由がよく分かってないので使ってません。使わなくても問題ありません。
  • tags・・・確定したファイル(フォルダ)が置かれるところ。バージョンの数だけ存在します。
  • assets・・・画像とか付属情報を格納する場所(たぶん)

と、わたしの理解では大雑把にこんな感じです。

更新する場合の手順としては、

  1. ローカル環境で、プラグインの修正&動作テスト
  2. ローカルからtrunkに格納
  3. trunkからtagsへ移動でバージョンアップ!

とこんな感じで行っています。

ローカル→trunk→tagsの流れですね。

実際に更新してみよう!

では実際に更新してみましょう。
ローカルですでに更新済みのプラグインがあるとして、trunkに追加していく作業を行います。

trunkを右クリックして新規→ファイルを選択。
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参照を押してローカルのファイルを選択。そしてコメントを書くことを忘れずに!
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すると、trunk配下にローカルのファイルが追加されているのが分かります。(2つ追加しました。)
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続いてtrunkの内容をtagsへ確定させます。

trunkを右クリックして、新規→タグを選択。
svn_11

バージョンを管理するためのタグ名と、コメントを記載します。
svn_12

tagsを開いてみると追加されています。
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tagsに追加するとWordPress.orgからメールが届きます。
EclipseがちゃんとSVNでバージョン管理できているのが分かりますね。
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まとめ

Eclipseにサブバージョン(SVN)を導入する方法とWordPressプラグインをEclipseで管理する方法でした。
サブバージョンが(無料で)手軽に使えたらいいなと思ってたわたしにとって最高の環境がEclipseにありました!

GUIでサブバージョンをできるだけ直感的に使いたいなと思ってる方は試して見てください。
ポチポチなんとなくやっててもできますよ。